引き続き検討させて頂きます★ LUXMAN K-12 要整備 現状品 ★

ラックス初期カセットデッキの名機
【※訳あり出品ですので購入前に必ず本文をお読みください！】
よくある『電源投入だけ確認しあとは未確認』という物ではないので、長文で申し訳ありませんがお付き合いください。

LUXMANブランドの1970年代後半を代表する名機。

状態としましては1978年製、つまり製造から45年経つ個体ですので、傷や汚れはそれなりにありますが、しかし大きな傷はほとんどなく、ガラス製のカセットリッドも美しく、シリーズの上位機種ならではのFL管ディスプレイの輝度も十分にあり、約半世紀を経たと考えればまずまずの見た目だと思います。

回転系ですが現状では再生／早送／巻戻／録音／停止／一時停止すべてのファンクションが動作していますが、負荷の大きい抵抗のあるカセット等の場合、連続して操作するとハブの巻き取りが遅れたりするので、慎重に操作する場合は一旦『停止』の操作を挟んだ方が安全です。

音に関してはさすがはラックス、DC構成のアンプらしいメリハリのあるクッキリとした音で、半世紀近く前のカセット・デッキとは思えない高音質な再生音です。さすがは当時15万8千円の高級デッキです。各スイッチ類も正常に作動しておりますが、IN/OUTのボリュームと共に若干のガリがあります。
それに関連してか、この個体の訳ありポイントとしまして、録音時に右チャンネルの音が途切れることがあります。これがボリュームやスイッチの接触不良によるものなのか、その他の原因によるものなのかは残念ながら判明しておりませんが、ドルビー・スイッチやテープ・セレクターを触ると急に復活したりする感じを受けます。安全な録音をする場合には要メインテナンスとなります。
したがいまして、新品のクォリティを求められる方、神経質な方には到底ご満足いただけるとは思えませんので、くれぐれもご購入をお控えいただきますようお願い申し上げます。

以上のようにいくつかの難点はありますが、約半世紀前の高級機の風格や質の高い再生音をお楽しみになられる喜びは、この時代の熱い情熱のこもった製品をご存知の方には代え難いものでしょう。

付属品はございません（※画像のカセットは撮影用で付属しません）。発送の際には緩衝材を巻いて梱包いたします。JR中央総武線西荻窪駅周辺でしたら手渡しも可能です。その際は勿論送料は不要です。